仙台暮らし

仙台のいいところ教えます

生物系を専攻して2

名前を聞けば「おぉー」と皆が知ってるような大手の会社です。

周囲はこぞって祝福してくれました。

福利厚生、文句なし。

社宅完備。

転勤なし(これも就活当時から重視してました。今思えば自分の幅を狭めてた、もったいない選択でした)。

 

ただ給料はちょっと安い。

総合職の友人と比べれば、7万円近く低かったのではないかと思います。

その地方では平均的な額だったので、極端に低いというわけではありませんでしたが。

 

〇自分のやりたいこととは

配属先は製造課でした。

はじめは現場で経験を積むのか、程度に思っていました。

ただ入社一年目はただラインに入るのみ。

半年経った後夜勤になり、休日は寝て過ごすだけ。夜勤も自分に合わないと思って敬遠してました。年末実家に帰省しても、年末年始は20時間ぐらい寝てました。夜勤が体に合いませんでした。

仕事はライン作業で面白くもなく、プライベートの充実もくそもなく、ずっと仕事辞めたいと思ってました。「こんなはずじゃない」とか「こんなことがやりたかったわけじゃない」とか「このために勉強してきたわけじゃない」とかめっちゃ思いました。同期は高卒がほとんどでした。自分で思っていた以上に、院卒にプライドがあったのでしょう。すごく悩みました。大学は偏差値50ですが、高校は進学校でしたし、そのこともすごく尾を引きました。

 

会社では肉体労働のため、ずっと動きが遅いと怒られてました。怒鳴られることもよくありました。父親に愚痴ると、「食品会社ではよくあることみたいだ」と言われました。

 

一年目で胃潰瘍になったり、ヘソから膿が出たりと、まあ色々ありました。

二年目で少し職務が変わりました。管理する仕事が増えました。ラインから抜けたので、この時期は少し楽しかった記憶があります。

三年目、職場内の配属がかわり、極端に人が減りました。自分が職場のリーダーになりました。

ここからがしんどかったです。

結論から言うと、四年目に鬱になり退職しました。

 

リーダーになったのはいいものの、課長⇒自分しかおらず、職場で起きたことはつねに自分の責任、分からないことがあっても誰に聞けばいいかもわからない、という状態が続きました。仕事辞めたい、という気持ちとこんなことで負けたくないという反骨心で毎日会社に行ってました。無駄ですね。辞めりゃよかった。

まあなんやかんや一年終えて、リーダーになって二年目にもなると大分余裕がでてきました。

このころになると少し仕事にも面白みを感じてきました。

ただ周囲との落差に悩んでいました。自分がお願いしたことをやってくれない、スピードが遅いなど。

また、変わらず仕事には行きたくありませんでした。

結局社員は自分一人になり、それでもなんとか職場をまわさなきゃいけない、ということで必死になりました。いろんな本を読んで勉強しました。すがるような思いでした。

いろんなことを学びましたが、「仕事とは不可逆的な変化を起こすことである」みたいな本を読んで、会社の仕事内容に疑問を持ちました。

他にも色々疑問はありましたが。

 

仕事を辞めたいの理由の内訳が変化してきました。

最初のころは、ただしんどいから辞めたい、でした。

ただこのころになると、

・自分ならもうちょっと難しい仕事ができるんじゃないか

(入社三年目のあるあるですね。院卒の人が居る職場に行きたかったのです)

・自分の得意な能力を生かして、もっと多くの人を幸せにしたい

・自分は工場のプロになるのか?

・キャリアのない後輩が開発の部署に入った

・周囲の人間の退職

というのがありました。

一つ目は文章のとおり。

二つ目は、やはり職場内だと特に分析とか必要とされていなかったので。

それよりも機械や電気のことが詳しい人が重宝されていたので、自分も専門的なことをやりたいと思いました。とにかく現場が嫌いだったんですね。おそらく。

三つ目。子供のころ、自分はスーツを着て働くビジネスマンになると思ってました。なんかそれがカッコイイと思ってました。作業着来て、マスクして、手袋して、轟音の中の工場で働くのは、環境的にしんどかったです。

四つ目。自分は製造は下積みだ、と思ってがんばってましたが、何の下積みもない後輩が自分の行きたかった部署にあっさり行ったので、ショックでした。下積みなんかしないで、やりたいことやればいいじゃんと思いました。マジでクソだと思いました。

五つ目。社員数名。リーダー数名。周囲から退職しました。「まわりの人たちのためにがんばろう」と思って仕事をしていたので、モチベーションを保てなくなりました。

四年も居ると、職場内の嫌な奴は辞めてったし、パワハラ上司は左遷されたりと、浄化作用はありました。

 

自分の中で学んだことは、

嫌なことはさっさと見切りをつけて辞める。長く働くと仕事もできるようになってしまうし、責任も増える。

最初はしんどくて環境悪くても、長く働くと、働きやすくなる(これは収穫)

下積みなんて要らない。そもそも会社は、下積みをしたせいで、やりたいことにチャレンジできなくなった(年齢など)責任をとってくれるのか? 

他人のため、同僚のため、会社のためにがんばるのは不毛。なぜならそれらは変化するから。

自分の無理ない範囲で、モチベが保てる仕事をする。

 

です。