仙台暮らし

仙台のいいところ教えます

長くサラリーマンをやるとひねくれていく

学生のころ、

 

「ああはなりたくない」

 

と思った大人が居るだろうか。

 

俺はいっぱい居た。

 

社会人とか大人というのは、もっとこう、スタイリッシュで知的でスマートで、クールで手際よくかっこいいものだと思っていた。なりたくない大人は、その理想に反していた。ああはなるまい、と学生ながらに思ったものである。

 

そして、社会人になりはや数年。

なりたくない、と思った人種に片足をつっこんでる自分に気づいて、ある仕組みに気づいたのだ。

 

誰もそんな大人になりたくなかった。

 

ということ。

きっとみんなスタイリッシュに生きたかった。

みなに尊敬されたかった。

けれど挫折し、心が折れた。理不尽にさらされ、心が老いた。

ボロボロの心身で、それでも生きるためには働かなければいけない。

正論から目をそむけ。

自分の内なる声から耳を閉ざして。

 

サラリーマンをやるということは、野球で例えるなら「打席に立つ」ということである。勝負をするのである。雨の日も、体調が悪い日も打席に立つ。

するとどうしたって負ける時が出てくる。打率3割打てる人も、10回に7回は打てないのだ。長く生きればその分だけ、負けがこんでくる。

 

もし、スタイリッシュな社会人が居たら、それはごくごく幸運な一部の例外だと思ってください。太字にしたように、幸運だったということを忘れずに。