仙台暮らし

仙台のいいところ教えます

会社水槽論

アクアリウム、という言葉をご存知だろうか。

水槽といえば分かりやすいかもしれない。

会社も似たようなところがある。

 

 

アクアリウム経験者には自明のことだが、水槽は大きければ大きいほどいい、という説がある。

なぜかというと、水槽が大きいほど、水質の悪化も緩やかだからだ。だから初心者こそ、金魚鉢や小さい水槽ではなく、大きな水槽をドカンと買ったほうが、失敗しにくい。特に慣れないうちは、こまめに水を替えてしまったり、エサをやりすぎるという失敗を繰り返してしまうので、買える範囲で大きなものでスタートするのが望ましい。

 

これを会社に当てはめてみる。

大企業ほど、悪化も緩やかだ。人の定期的な異動もあるし、一つの決定に稟議が繰り返され、何度もチェックが入る。その結果、平均的な、悪く言えば無難な決定がなされやすい。その分、環境の動きは緩慢だ。

一方、会社の規模が小さくなるほど、変化は素早い。良しあしもあるが、社長や役職付き、上司の一言で環境ががらっと変わることがある。その分、悪化も急速で、長く務めただけの人が実権を握っていたりすると、浄化作用は見られなかったりする。

 

あなたはどちらで働くかを選ぶことができる。

企業は大きくなるほど役所的になり、承認とチェックが繰り返される。仕事のための仕事が増える。実体を伴わない、社内の人間を説得するための資料、理由、行動が必要になったりする。

それが嫌なら、気の合う中小企業で働けばいい。