仙台暮らし

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平均なんてあてにするな

ホームページや、リクナビなどの採用サイトにて会社が公表している「平均」をあてにしてはいけない。

平均には次のようなものがある。

 

・平均勤続年数

・平均有休取得日数(実績)

・平均残業時間

などと書かれていたりする。

 

まず、勤続年数の方から見ていこう。

私が勤務していた1社目では、勤続年数が15年くらいだった。

なーんだ、離職率の低い、いい会社じゃん。

などと思ってはいけない。

入社3年目までの社員の離職率に限っていえば、8割を超えている。

入社5年目までだと、9割以上だろう。ほとんど残らないのである。

若手が居ないとなると、この数字がどうやって算出されたかといえば、極端に在籍年数が長いベテランが、数字をかさまししているのである。

50前後のベテラン。

20前後の若手。

その平均値をとると、平均勤続年数は15年前後、という数値を示す。

こんなものに惑わされてはいけない。

惑わされないためには、そっちょくに

ここ3年の新入社員の離職率を教えてください

などと、若手に限った離職率を聞くべきだ。

年を取った人間は、

・そもそも会社の社風にマッチしている

・家族や家のローンなどで辞めれない

・辞めても行くあてがない

などの理由で在籍していることもあり、それは会社の内情を示すバロメーターにはならない。本音のところが知りたいのであれば、動きやすい新人の挙動をバロメーターにしよう。

 

次に、有休と残業である。

・平均有休取得数

・平均残業時間

などが公表されているが、こんなものもあてにしてはいけない。

ごく当然の話だが、部署によって全然違うからである。

有休を例に取ってみれば、私が居た部署では、有休をとっている人間は居なかった。禁止ではなかったが、物理的に忙しくて取ることができなかったのである。また、休日出勤をすると強制的に代休を取らせられる、というシステムのおかげで有休はいっこうに減らない。

比較して、事務方の人たちはわりと有休を消化していた。忙しくないわけではないが、自分のスケジュールで仕事をこなせるので、前後に仕事を終わらせて、都合をつけることができるのである。

そして会社トータルで平均すると公表されてる数字は

6日

だった。

おいおい。

誰がそんなに休んでるのよ?

 

残業も同じである。

ある部署では毎月60~80時間近くの残業があるにも関わらず、会社平均では20時間、という数字が公表されていた。

 

これらの数字は全くあてにならないし、あてにしてはいけない。

自分が働く可能性のある部署に限定して、質問をして、実情を聞くのが手っ取り早い。

平均すればそのぐらいの数字になる。

部署によって、現場に近ければ、顧客とのしがらみで残業が増えることもある。

もし長時間の残業が嫌なら、顧客との関係が遠い部署につくのが賢明ではないだろうか。

ホームページの数字を見て一喜一憂したり、右往左往してはいけない。